普段なら雅也の腹を殴るなんて、夢のまた夢!(笑)
しかし、この場合は別だ!
殴らせてもらえる、、ではなく殴らないといけないのだ。
ここで雅也に遠慮すると、ヒロキに自分の腹を潰される!!
みんなおちゃらけてるようで、場面場面で必死に生きていた!(笑)
ドスっ!!
おごっ!
ばこっ!!
はぐっ!!
・・・・・・・・・・・
4人目までは耐えた、5人目の腹殴りのまっさい中、
地響きを立ててダウン!!!
雅也は動かなくなった。しかし さすが、雅也。
最高記録である。
ちぃーもうおしめえかよー。じゃあ続きやるぜ。
あと誰が、健吾に技かけるんだ? とヒロキ!
全員が腹押さえてうずくまってる雅也を指した。
あっちゃーそうゆうことか、あいつなら確かに秒殺だったな。
じゃいいや、俺で最後だ。
や、や、やるぜ、、
呻き声のような雅也の声がした。
お、おれが先だ、、俺にやらせろ!
フラフラしながらなんとか立ち上がる雅也。
腹の痛みに顔をしかめながら健吾をバックブリーカーにもちあげた。
一瞬雅也の背中で弓なりになり股間テントを見せた健吾、
しかし、力のはいってない雅也の技をなんとかあしらい、
勢いよくあがったその勢いのまま反対側からくるっ回っておりた。
一同、ほーと声をもらした。
もしやこのまま健吾を秒殺?そう思ったものもいたのかもしれない。
なにやってんだよ、バックブリーカーってのはこうやるんだよ。
雅也から降りて体制の整ってない健吾を何気にかつぎあげ、
バックブリーカーをみせつけるヒロキ。
ぐっはっ!!!
ヒュー!さすがヒロキ、決まった!
エスケープしたとはいえ、3回目のバックブリーカー。しかも一度墜とされたヒロキの殺人バックブリーカー。
あきらめが、あたまの中で、ちらつきながら、最高の角度にのけぞらされていった健吾。いつ見ても美しすぎるテント。
口から流れはじめる液体。
ガッチリきまっているため ”暴れエスケープ” できない健吾。
おぐぐぐぐぐっぐぐっぐ・・・
(こんな小柄なヤツにまた、また、、、、、、、、、、)
うすれゆく意識の中で最高の屈辱間をあじわっていた健吾。
どうせ、この技利いてんのかよ?なんていうんだろ?
といいながら、健吾の体を揺らすヒロキ!
その衝撃で、
うっおーー
と雄叫びあげながら苦しみ悶える健吾。
まだ、起きてんのかよ、やられ健吾ー。
ヒロキはさらにのけぞった健吾の体を揺さぶる。
うっげぇ~、、、、、、
と激しくなにやら液体を垂れ流しながら気を失っていく健吾。
健吾どうだ、気持ちいいか?健吾ーー。
健吾の腕がだらーんとして、死んだ人間のようになった、、、、、、
一部始終をみていた仲間たち、壮絶なとどめをさされた健吾を見て
リーダーの恐ろしさに震えあがった。
ヒロキの肩の上で気絶した健吾。
口からは胃液のようなものがだらだらながれ、
股間からは白いものがあとからあとから地面に流れおちている。
白い水たまりと、ぐちゃぐちゃ水たまりあわせて、
ヒロキの勝ちーーー、
というのが精一杯のおちゃらけ隼人。
健吾の事愛してるのに、また調子にのってやってしまった、
という後悔の念に顔をくもらせたまま、ヒロキは帰っていった。
残ったのは、健吾とタケシ。
ホワイトチョコが激しく上下してるし、ただ気を失っただけだから、
意識はそのうち戻るだろうと、健吾を見守るタケシ。
健吾おー、愛してるよーと小さくつぶやくタケシだった。
健吾もまた、ヒロキと同じ、LOVELOVE健吾!
なのだ、、、(笑)